ロイター通信は、4月2日のシリア領内に対するイスラエル軍の爆撃で標的となった場所について、この件に詳しい4人の情報をもとに、トルコがアフマド・シャルア暫定政権との共同防衛協定の一環として部隊を配備することを検討していた場所だったと伝えた。
トルコは、シャルア暫定政権下のシリアで重要な役割を果たすべく、シリア中部での基地の設置、シリア領空の利用などを骨子とする共同防衛協定の締結を検討しており、その準備の一環として、トルコ軍の調査チームは数週間前に、ヒムス県にあるT4航空基地、タドムル航空基地、ハマー県のハマー航空空港を訪れていたという。
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