アレッポ県では、シリア人権監視団によると、12月12日に行方不明になっていた若い男性が、シリア国民軍の支配下にあるマスカナ市近郊のバービーリー揚水所の井戸の脇で遺体で発見された。
また、麻薬密売グループが若いトルコ人らとともに、ジャドアーン部族に属するブー・バットゥーシュ家の女性2人を拉致、釈放した直後に1人をマンビジュ市で、もう1人をマラーン村で殺害した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、数日前に親戚2人と正体不明の武装グループによって誘拐され、行方不明となっていた若い男性1人がラタキア市で遺体で発見された。
親戚2人は解放され、無事だった。
また、移行期政権の国防省部隊が指名手配者を捜索するとして、ジャブラ市近郊のザーマー村を強襲、民間人を含む多数を逮捕した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県西部のマフフーラ村出身の若い男性1人が、オートバイに乗った正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バグダード通りで、前政権時代に従軍していたと見られる男性が、妻とともに子どもたちの服を買い物中にに何者かによって銃で撃たれて死亡した。
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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がイスキルバ村の民家を強襲し、中にいた3人(兄弟)を逮捕した。
また、内務省総合治安局は、逃走しようとした3人のうちの1人の息子を無人航空機で攻撃し、重傷を負わせた。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市で5日に内務省総合治安局によって逮捕された警部が拷問を受けて死亡した。
また、イーブ村で部族間の衝突を止めようとした内務省総合治安局の隊員1人が銃で撃たれて死亡した。
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ハサカ県では、シリア人権監視団…
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