ダルアー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がブスラー・シャーム市で2人の指名手配者の身柄を確保した。
身柄確保は、同地の名士らとの合意に基づくもの。
ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、国防省の車輌約300輌がブスラー・シャーム市に入ったことを受けて、改革機構の仲介のもと、第5軍団第8旅団と国防省部隊の衝突に伴う流血を回避するための合意が締結された。
また、シリア人権監視団、スワイダー24によると、同市では、前政権のシリア軍第5軍団の解体を求める住民のデモが行われ、ブスラー・シャーム市の住民らが、最近の戦闘での犠牲者の葬儀に参列するために訪れたスワイダー県の住民からなる使節団を出迎え、「スワイダーとダルアーは一つ」といったシュプレヒコールを連呼した。
ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、第5軍団第8旅団はこれを受けるかたちで声明を出し、組織を解体し、保有している軍事力と人的資源を国防省に引き渡すと発表した。
シリア人権監視団、ムラースィルーン(Syrian Reporters)、第8師団の解体を受けて、内務省総合治安局が同市に展開し、同師団の拠点の接収を開始した。
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シリア・クルド国民評議会のムハ…