『ニューヨーク・タイムズ』は、3月に発生した、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局と国防省部隊によるアラウィー派ら住民に対する殺戮、略奪、破壊の現場となったタルトゥース県バーニヤース市で住民らにインタビューを行うなどして、その悲惨な実態を取材、「明らかな虐殺の痕跡と、新政府によるアラウィー派保護政策の重大な失敗」が見て取れたと指摘した。
記事は、反体制派の元指導者でジハード主義者のアフマド・シャルア暫定大統領のスンナ派過激派、外国人ジハーディスト、シャーム解放機構のメンバーら武装諸派に対する統制力の弱さが露呈したとも指摘している。
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