イスラエル軍はダマスカス郊外県サフナーヤー市のドゥルーズ派住民への襲撃を続ける過激派の武装グループに対して無人航空機で攻撃を実施したと発表、シャルア移行期政権にドゥルーズ派を守る行動をとるよう要請(2025年4月30日)

ダマスカス郊外県では、SANAシリア人権監視団などによると、イスラエル軍が、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市一帯を爆撃した。



『タイムズ・オブ・イスラエル』によると、ベンヤミン・ネタニヤフ首相とイスラエル・カッツ国防大臣は共同声明で、ダマスカス郊外県サフナーヤー市のドゥルーズ派住民への襲撃を続ける過激派の武装グループに対して無人航空機で攻撃を実施したと発表し、アフマド・シャルア移行期政権に対して、ドゥルーズ派住民を守る行動をとるよう強く要請した。

イスラエル軍によると、攻撃はヘルメス450によって実施され、武装グループがいた建物を狙ってミサイルが発射されたという。

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ダマスカス郊外県では、SANAによると、首都ダマスカスのダマスカス病院とサラーム専門病院は、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での法律違反者のグループによる襲撃と、イスラエル軍の爆撃で負傷した数十人を収容した。

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