ドゥルーズ派の最高宗教指導者のヒジュリー師:「我々は、言われのない虐殺の攻撃に晒されている。もはや「政府」と名乗るこの組織を信頼できない」(2025年5月1日)

ドゥルーズ派の最高宗教指導者のヒクマト・ヒジュリー師は、ムワッヒド・ドゥルーズ・ムスリム精神指導部のフェイスブック・アカウントを通じて声明を出した。

声明の内容は以下の通り。

我々は、言われのない虐殺の攻撃に晒されている。
もはや「政府」と名乗るこの組織を信頼できない。
我々が望んだこともないこの戦争と虐殺は、恐怖を植え付け、支配を押しつけるために仕組まれたものだ。
騒乱を引き起こすことで、罪を犯した者の姿を塗り替え、責任を回避しようとしている。
人々は、自らの名誉、財産、そして命を守るために立ち上がったに過ぎない。
我々の主張は正当なものであり、アッラーは正義のある者に勝利を授けるだろう。
本当に国民のためを思う政府ならば、思想的な過激派のような集団を使って国民を殺したりはしないはずだ。
国際社会に対して、無視と隠蔽を続けず、ただちに平和を守る責任を果たすよう強く要請する。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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