ヒムス県、ハマー県でムルシド派住民が相次いで殺害される(2025年5月3日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、県北部のナジーフ村に至る交差点で旧シリア軍の中佐が即決処刑され、遺体で発見された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、国防省と内務省の予備部隊のメンバーからなるグループがカフルナーン村でムルシド派の女性2人を含む住民4人に向けて発砲、全員を殺害した。

また、、ヒムス市のワーディー・ザハブ地区でオートバイに乗った2人組の武装グループが女性教員とその夫に向けて発砲し、女性教員は死亡、夫は負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アイン・バドリーヤ村で正体不明の武装グループがムルシド派の一家を襲撃し、3人を処刑した。

また、ハマー市では、正体不明の武装グループがスーク・シャジャラ地区で住民1人を銃で撃ち殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、前政権下で殺害されたと見られる民間人9人(うち女性1人、子ども1人)が埋葬された集団墓地がザバダーニー市近郊で発見された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がクーリーヤ市、スバイハーン市で治安作戦を実施し、旧シリア軍の兵士や部族軍のメンバー約20人を逮捕した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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