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国境なき医師団(MSF)はトランプ米政権による大幅な資金削減によって、シリア国内で150の医療施設が閉鎖に追い込まれたと発表(2025年5月7日)

国境なき医師団(MSF)は声明を出し、米ドナルド・トランプ政権による大幅な資金削減によって、シリア国内で150の医療施設が閉鎖に追い込まれたと発表、数百万人にのぼる人道支援を必要とするシリア人への包括的な対応を実現するために、資金支援の拡充が不可欠であると訴えた。

声明によると、米国による資金削減により、シリアの9県に住む約440万人が影響を受け、2月末以降、150を超える医療施設が閉鎖に追い込まれたと主張、閉鎖された施設には、19の病院、97の基礎医療センター、20の移動医療チーム、15の専門施設が含まれるという。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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