SANAによると、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣はシリアを訪れたトルコのアルパルスラン・バイラクタル・エネルギー天然資源大臣と会談し、二国間協力関係強化の方途について協議し、エネルギー分野での協力強化発展にかかる共同協力協定に調印した。
調印後、両大臣は共同記者会見を開き、バシール・エネルギー大臣は、トルコとシリアを結ぶ400キロボルト送電線の接続手続きの完了に向けて作業を進め、両国間の電力網が年末までに稼働を開始する見込ると述べた。
一方、バイラクタル・エネルギー天然資源大臣は、トルコがシリアに対して1日あたり600万立方メートルのガスと1000メガワットの電力を供給する予定であると述べた。
SANAによると、大統領府は声明を出し、アフマド・シャルア暫定大統領がヨルダン国王アブドゥッラー2世と電話会談を行い、二国間関係について協議し、両国の高等連携評議会の設置の重要性を確認したと発表した。
協定調印後、バイラクタル・エネルギー天然資源大臣は、首都ダマスカスの人民宮殿でアフマド・シャルア暫定大統領と会談し、エネルギー、天然資源分野での二国間協力強化の方途について協議した。
会談には、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣も同席した。
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SANAによると、マスアブ・アリー保健大臣は第78回世界保健総会(5月19~27日)に出席するために訪問中のスイスのジュネーブでスーダンのハーリド・アブドゥルガッファール保健大臣、ドイツのニーナ・ヴァルケン保健大臣、パキスタンのシェイク・ムスタファ・カマル保健サービス規制調整大臣と個別会談し、医療分野での協力強化の方途について協議した。
アリー保健大臣はまた、世界銀行の高官と会談、パンデミック基金の助成金の取得の仕組みについて協議した。
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SANAによると、ムハンマド・ヤサル・バルニーヤ財務大臣は首都ダマスカスで、リビアのハーリド・マブルーク財務大臣と会談し、両国の協力強化、合弁企業発展の方途について協議した。
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SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスで各県知事と会談し、地方開発にかかる諸問題や早期復旧プロジェクト実施における協力強化の方途について協議した。
一方、外務在外居住者省は声明を出し、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣が世界銀行の使節団と、春季会合の成果に基づき、エネルギー分野などでのより広範な長期的協力関係構築に向けたフォローアップ会議を開催した。
シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はさらに、欧州連合(EU)のステファノ・サニーノ中東担当局長と会談し、早期復旧、安定化に向けた協力強化の方途について協議した。
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シリア・クルド国民評議会のムハ…