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バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使は、無線ネットワークの構築を専門とするテコア・ネットワーク社のシリアでの参入に歓迎の意を示す(2025年6月18日)

トーマス・バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使はXを通じて、以下の通り綴り、テコア・ネットワーク社のシリアでの参入に歓迎の意を示した。

昨日は テコア・ネットワークのチームとお会いできて光栄だった! @POTUS(アメリカ大統領)が制裁の解除を命じたことで、シリア系米企業が次々とシリアに戻ってきている。 シリアの通信インフラの再建は、すべてのシリア国民がこの国の歴史ある文化の再生と復興の恩恵を享受できるようにするうえで極めて重要だ。 混乱よりも商業を!

イナブ・バラディーによると、テコア・ネットワークは、無線ネットワークの構築を専門とする米国企業で、現在同社の最高経営責任者(CEO)を務めるシリア系米国人実業家のジハード・サルキーニー氏によって1991年に設立された。

サルキーニー氏はまた、2025年6月14日にニダール・シャッアール経済産業大臣の支援と奨励のもと、ワシントンDCで発足した米シリア経済評議会の理事も務める。

サルキーニー氏は、同評議会設立の声明の中で、自身が率いるグループ企業のFSNテレオムがシリア北部で、米国企業として初めて4Gおよび5Gサービスを展開したことを明らかにしていた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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