シリア人権監視団は、3月以降沿岸部などで殺害されたアラウィー派の住民が517人に達していると発表:またハマー県の経済委員会が複数の村のアラウィー派住民を強制退去させ、私有地を組織的に接収していると発表(2025年7月6日)

シリア人権監視団は、3月以降、沿岸部などで殺害されたアラウィー派の住民が517人に達していると発表した。

517人のうち女性は22人、子供は13人。

月別の犠牲者は以下の通り:
●3月:144人(女性2人、子供3人)
●4月:137人(女性7人、子供2人)
●5月:109人(女性6人、子供3人)
●6月:105人(女性5人、子供4人)
●7月(6日まで):22人(女性2人、子供1人)

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また、シリア人権監視団は、ハマー県の経済委員会が、「国家のための投資」を行うとの名目で、複数の村のアラウィー派住民を強制退去させ、私有地を組織的に接収していると発表した。

土地の接収は、アラウィー派住民がシュハイブ村、シャフバー村、タッル・アブドゥルアズィーズ村、ナワー村、シャイフ・アリー・カースーン村、マルユード村、マブタン村、マアーン村、ファーナート村、ズグバ村、トゥライスィーヤ村、トゥーバー村、ウンム・カラク村、シーハ村、ルワイフ村に及んでいるという。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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