i24ニュースは、シリアのアフマド・シャルア暫定大統領に近いシリア筋の話として、同大統領がアゼルバイジャンへの公式訪問に際して、移行期政権とイスラエル当局者との会合に少なくとも1回は出席したと伝えた。
同シリア筋によると、会合は2〜3回にわたって行われ、シャルア暫定大統領に加えて、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、イスラエルとの治安関連の連絡を担当しているアフマド・ダッラーティー氏も同席した。
イスラエル側からは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の特使や治安・軍事関係者を含むハイレベル代表団が出席、会合では以下のような内容が議題として扱われたという。
●イスラエル・シリア間で署名が予定されている安全保障協定
●イランのシリアおよびレバノンにおける脅威
●ヒズブッラーの武装問題
●パレスチナ系民兵の武器保有
●レバノン国内のパレスチナ難民キャンプ
●ガザ地区出身のパレスチナ難民の処遇
これらの議題に加えて、首都ダマスカスに外交的地位を持たないイスラエルの連絡事務所を開設する可能性についても議論された可能性があるという。
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シリア・クルド国民評議会のムハ…