ロイター通信:シャルア移行期政権のスワイダー県進攻はバッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使の発言の読み違いが発端(2025年7月19日)

ロイター通信は、8人の関係筋(シリアの政治・軍事関係者、外交官、地域の治安当局者)の話として、アフマド・シャルア移行期政権が、「シリアは一つの国家であり続ける」、「シリアはひとつの軍、一つの政府を有する統一国家であるべきだ」などと述べたトーマス・バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使による7月12日の発言を誤って読み取り、スワイダー県で13日から続くドゥルーズ派武装勢力とベドウィン系武装勢力の衝突の初期段階で国防省・内務省の合同部隊を進攻させ、イスラエルの爆撃を受けたと伝えた。

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