アフマド北・東シリア地域民主自治局渉外関係委員会共同議長:「シリア民主軍はシリア軍の一部となるべきだが、その具体的な形態は対話によって決められる」(2025年7月27日)

北・東シリア地域民主自治局のイルハーム・アフマド渉外関係委員会共同議長は、ルダウのインタビューに応じ、シリア民主軍がシリア軍の一部となるべきであるとしつつ、その具体的な形態は対話によって決められると述べた。

アフマド共同議長はまた、自治局内の国際空港や国境については、アフマド・シャルア移行期政権の管理下にあるべきだが、公共サービスや内政は分権的に運営されるべきだと主張した。

さらに、自治局の代表団が首都ダマスカスを訪問していないのは、シャルア移行期政権側の準備不足によるものだとした上で、トルコの占領下にあるハサカ県のラアス・アイン市やラッカ県のタッル・アブヤド市はいまだに移行期政権に引き渡されていないことを明らかにした。

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