クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、軍用車輌4台からなるイスラエル軍の部隊が、ラスム・カラム村とハラビー村を結ぶ道路沿いに侵入し、一部の車輌はラスム・カラム村に入り、通行する車輌の検問・捜索を行った。
また、イスラエル軍の車輌3台がフッリーヤ村に至る分岐点まで侵入した。
さらに、ジュバーター・ハシャブ村に設置されているイスラエル軍の拠点から、隣接する自然保護区周辺の住宅地および民家に向けて銃撃が行われた。
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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はXを通じて、以下の通り発表した。
#速報
4ヵ所の標的に対する同時急襲:イスラエル軍がシリア南部で武器を発見・押収
昨夜、イスラエル国防軍第226旅団の部隊は、第210師団の指揮下で、諜報部隊504部隊の現地調査官と連携し、シリア南部ハドル村地域で現地の武器取引容疑者らに対して尋問作戦を実施した。
事前の諜報追跡および現場での綿密な調査に基づき、部隊は4つの地点を同時に急襲し、容疑者らが取引していた複数の武器を発見・押収した。
第210師団の部隊は、シリア国境でのテロ勢力の展開を阻止し、イスラエル国民の安全を守るために現地での活動を継続している。
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シリア・クルド国民評議会のムハ…