SANAによると、民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)と森林局の消防隊は、沿岸部、ハマー県、イドリブ県西部で発生した森林火災の鎮火作業を3日連続で継続した。
民間防衛機構の捜索救助プログラムを担当するウィサーム・ザイダーン氏によると、これらの地域では20件以上の森林火災が発生、一部はすでに制圧されたが、一部では依然として消火活動が続けられている。
ザイダーン氏によると森林火災の発生場所と消火活動の現状は以下の通り。
ラタキア県
・ラタキア市郊外の3ヵ所で9件以上の火災が発生し、シャフルーラ村、タッル・スルール村、トルクメン山、カスブ町に至る街道の一体に広がったが、すべて完全に制圧。
・ハッファ郡のカラム・マアスィラ村、アイン・ティーナ村一体で発生した2件の火災も鎮火。
・ジャブラ郡のカルマーフー村、カルダーハ郡でも火災が発生。
ハマー県
・ミスヤーフ郡のダイル・マーマー山、ガーブ平原地方のイナーブ山、イナーブ村、同村に隣接する街道周辺で発生した火災は、消火作業が継続中。
タルトゥース県
・カドムース郡のラアス・シャアラ村で火災が発生。
・バーニヤース郡のアナーザ町、ドゥライキーシュ市、マシュター・フルウ区町一帯で発生した3件の火災が制圧。
(C)青山弘之 All rights reserved.
シリア・クルド国民評議会のムハ…