i24ニュース(アラビア語版)によると、イスラエル国家安全保障会議のアナン・ワフビ顧問がローレン・ワフビ氏が司会を務める番組「今夜」に出演し、スワイダー県が「分離の段階に入った」との見方を示した。
ワフビ顧問は以下の通り述べた。
分離には国際的な承認と独立へのプロセスが必要だ。例えば、レバノンは3年間にわたって段階的に独立を達成した。私はスワイダー県がその第1段階に入ったと考えている。シリア南部での野蛮な攻撃の後、この地域や他の地域の指導者たちは、シリアがかつて目指した国家には戻れないと確信した。シリアは、国民全体の高い利益を尊重し、神聖なものとする統一国家ではなく、中央集権的な軍事独裁国家だった。そして、別の体制を構築する機会が訪れたときでさえ、再び破壊と憎悪、暴力の道が繰り返されるだけだった。このような体制は国家を築くことができず、この現実を人々は理解した。彼らは少なくとも自分たちの地域で独自の道を選び、自らを守り、自分たちのアイデンティティを保ちながら生きる必要があると悟った。私はシリアが今後数年間で統一国家を形成できるとは思えない。
(C)青山弘之 All rights reserved.
シリア・クルド国民評議会のムハ…