シャルア暫定大統領の父親で経済学者のフサイン・シャルア氏のインタビュー番組に出演:「家族は預言者ムハンマドの子孫に連なり、ハーシム家の血統を引く」(2025年8月27日)

アラビー・プラス・ネット・チャンネルは、アフマド・シャルア暫定大統領の父親で経済学者のフサイン・シャルア氏のインタビュー番組をオンラインで公開した。

インタビュー番組のなかで、フサイン・シャルア氏は、「クナイトラ県ジュバイン村の出身で、農民・地主だった。家族は預言者ムハンマドの子孫に連なり、ハーシム家の血統を引く」と述べ、自身の家系が、ハウラーン地方、パレスチナ、ダマスカス周辺で高い社会的地位を持っていたことを強調した。

また、フサイン・シャルア氏はインタビューのなかで、息子であるシャルア暫定大統領との会話を以下のように明かした。

アフマドが「アレッポをどう思う?」と尋ねてきた。私は「まさか攻撃するつもりか?」と言った。彼は「たぶん」と答えた。私は「無謀だ、イドリブで大人しくしていろ、さもないとロシアやイラン、体制軍に攻撃されるぞ」と忠告した。しかしアフマドは「我々は強い」と答え、翌朝にはアレッポ県西部が解放されたとの知らせを受けた。

フサイン・シャルア氏はさらに、息子について次のように述べた。

彼はシリアを発展した国家にし、難民の帰還を最優先に望んでいる。サウジアラビア、カタール、UAE、トルコを訪れ、すべての国々と関係を築こうとしている。制裁解除は大きな成果だ…。非常に忍耐強い人物だ。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts