タイムズ・オブ・イスラエルによると、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、シリアのドゥルーズ派を支援することを目的として、ドゥルーズ派が多く暮らす北部のジュリス市に設置された作戦司令室を訪問し、以下の通り述べた。
私は天真爛漫な人間ではない。我々が誰を、何を相手にしているのか理解している。だからこそ軍事力を行使した。
トランプ大統領にこう言った。我々は同じ理念を信じている。それは「力を通じた平和」と呼ばれるものだ。まず力があり、それから平和が来る。我々の地域では、そしてここだけではないが、まず力が必要だ。
ネタニヤフ首相によると、イスラエルがシリアのドゥルーズ派に関して追求している三つの目標は以下3点。
1. スワイダー県およびシリア各地のドゥルーズ派の保護
2. 首都ダマスカスの南方に非武装地帯を設置すること。
3. シリア南部のドゥルーズ派に人道支援物資を送るための人道回廊を設けること。
作戦司令室は、イスラエルのドゥルーズ派の最高宗教指導者であるムワッファク・タリーフ師の施設内に設置されている。
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シリア・クルド国民評議会のムハ…