中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はシャルア移行期政権によるアラウィー派への体系的人権侵害を非難(2025年9月12日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権によるアラウィー派への体系的人権侵害を非難した。

声明によると、アラウィー派に対する殺人・虐殺、誘拐、追放、財産の破壊、人身売買、女性や子供への暴行や拉致といった国際人道法に基づく人道に対する罪に該当し、同政権に全面的な責任があると断じた。

そのうえで、国際社会、国連安全保障理事会、人権団体に対し、手遅れになる前に以下の責任を果たすよう呼びかけた。

1. 独立かつ公正な国際調査の開始と、責任者・実行犯の追及。
2. 市民保護と影響を受けた地域での法の支配強化に向けた即時措置。
3. 中・西部シリアにおける連邦制と自治の道筋を支援し、住民の権利を保護し、安全と尊厳を回復する選択肢とすること。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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