外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスサド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、ダマスカスを訪れたヨルダンのアイマン・サファディー副首相兼外務在外居住者大臣およびトーマス・バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使と会談した。
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SANAによると、会談後、3人は共同記者会見を行い、そのなかで、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、米国とヨルダンの支持のもと、スワイダー県の状況を包括的に対処するための行程表を策定したことを明らかにした。
行程表の内容は以下の通り:
1. 一般市民及びその財産を侵害した全ての者を、国際的な調査・検証システムとの完全な連携の下で追及する。
2. 人道的・医療支援の継続的な供給を断絶なく保証する。
3. 被災者への補償、村や町の修復、避難民の帰還の円滑化を行う。
4. 基本的なサービスを復旧し、日常生活が戻るための条件を整える。
5. 内務省の現地部隊を展開させ、道路の保護、人々の移動及び貿易の安全を確保する。
6. 行方不明者の消息を明らかにし、全ての勢力から拘束・拉致された人々をその家族の下へ帰すための努力を行う。
7. 県民のあらゆる構成要素が参加する国内和解のプロセスを開始する。
共同記者会見のなかで、3名はスワイダー県の傷を癒し、開発を達成し、国の安全を定着させることを目的とする行程表に示されたイニシアチブを完全に支持することを表明し、シリア領土の統一性を損なういかなる外部干渉も明確に拒否した。
サファディー外務大臣は、シリア情勢、とりわけシリア南部へのいかなる干渉も拒否すると強調し、それはヨルダンの安全に対する直接的な脅威であると考え、シリアの安全と安定を揺るがすことを目的としたイスラエルのシリアへの侵略及び破壊的な扇動を拒否すると確認した。
バッラク大使は、米国がアフマド・シャルア移行期政権を支援するという約束を確認し、シリアは豊かな歴史と繁栄を追求する新たな若い政府を持つ特徴があると考えた。
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外務在外居住者省(フェイスブック)は、声明を出し、「スワイダー県危機解決とシリア南部安定化の行程表」の全文を公開した。
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シリア・クルド国民評議会のムハ…