米国籍を持つシリア人がヒムス県ハスヤー町の工業都市付近で正体不明の武装グループに拉致される(2025年9月21日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、内務治安部隊の要員が警備勤務中に手榴弾で遊んでいたところ爆発が発生し、即死した。

アフマド・シャルア移行期政権を支持する複数のサイトは、この要員がラタキア市内で待ち伏せ攻撃により殺害されたと吹聴していた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シーア派住民が暮らすザフラー町近郊で正体不明の武装グループが住民を襲撃、若い男性1人が死亡、2人が重傷を負った。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース市に内務治安部隊の車列が新たに進入した。

この車列に参加していた一部の要員は「待っていろ、アラウィーよ、虐殺しに来た」といった言葉を連呼していたという。

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ヒムス県では、Syrian Reportersによると、米国籍を持つシリア人がハスヤー町の工業都市付近で正体不明の武装グループに拉致された。

一方、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊がヒムス市で治安作戦を実施し、犯罪者シャーディー・バジュブージュ(通称「アウ」)容疑者と弟のウィサーム容疑者を逮捕した。

2人は、前政権の民兵に加担し、ダルアー県の活動家や住民を標的とした恐喝や暗殺事件に深く関与していた。

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ダマスカス県では、Syrian Reportersによると、教育局が、学校や教育機関内での喫煙を一切禁止する旨の通達を発した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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