ヒムス県ワーディー・ナサーラーでのキリスト教徒殺害を受けて同地でゼネスト、首都ダマスカスでも追悼デモ(2025年10月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、10月1日にアナーズ村でキリスト教徒2人が正体不明の武装グループによって殺害されたことを受けてワーディー・ナサーラー(ナサーラー渓谷)で発生していた抗議行動は、2日になって一度は収束した。

だが、シリア人権監視団によると、同地の住民らは全域でゼネストを実施し、多くのレストランや商店が閉鎖された。

また、シリア人権監視団によると、タッルカラフ市近郊のハワーシュ町では、アナーズ村で殺害された2人を追悼するデモが行われ、住民らは十字架やロウソクを掲げて行進を行い、犯人の処罰を要求した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、キリスト教徒が多く住むバーブ・トゥーマ地区で、アナーズ村で殺害された2人を追悼するデモが行われ、住民らは十字架やロウソクを掲げて行進を行った。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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