ヒムス市でアラウィー派の男性が2人組の武装グループによる銃撃を受け死亡:アラウィー派の著名な宗教指導者であるサーリフ・マンスール師が、約6ヵ月に及ぶ不当拘束の末に釈放(2025年10月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市アクラマ地区の店舗内で、アラウィー派の男性が、2人組の武装グループによる銃撃を受け死亡した。

また、シリア人権監視団によると、1月31日に治安当局によって拘束されたまま行方が分からなくなっていたヒムス市カラム・ルーズ地区出身の若い男性が、拘置施設内で拷問を受け死亡していたことが、家族の証言により明らかとなった。

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シリア人権監視団によると、アラウィー派の著名な宗教指導者であるサーリフ・マンスール師が、約6ヵ月に及ぶ不当拘束の末に釈放された。

同師は、ラタキア県内の「政治治安局」の施設に27日間にわたり独房に拘束され、暴行と拷問を受け、その後、イドリブ県のハーリム刑務所への移送命令が出されたが、後に撤回され、同施設に拘留されていた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ジャウラ地区で正体不明の武装グループの襲撃を受けて、女性1人が死亡、1人が重傷を負った。

また、シリア人権監視団によると、ブーカマール市で、「アブー・スィヤーフ」と呼ばれる元シリア民主軍の兵士が正体不明の武装グループに銃撃され死亡した。

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