北・東シリア地域民主自治局の民主諸人民議会は通常会を開催し、環境保護法を承認(2025年10月14日)


北・東シリア地域民主自治局(フェイスブック)によると、同自治局の意思決定機関である民主諸人民議会(国会に相当)は、第118回通常会を開催し、環境保護法を承認した。

通常会ではまた、カナアーン・シャイフムース・バラカート氏が、ファリード・アティ氏に代わって同議会の共同議長として信任されたほか、アフマド・ムハンマド・フドル氏、ウマル・バルカル・バルカル氏、ハリール・ムハンマド・ブーザーン氏が新たに議員に任命され、アビール・ハーッジ・アブドゥッラー氏が殉教者負傷者戦争捕虜家族評議会の共同代表に選出された。

環境保護法は、4部、7章、79条からなり、以下の内容を網羅している。

・法の定義および目的
・行政機構の構造
・環境影響評価
・環境モニタリング
・大気・土壌・騒音などの環境汚染防止
・生物多様性の保護
・植生および植林
・自然資源の管理
・環境査察、統計および環境計画
・違反および罰則の規定

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts