ブルームバーグは、トルコ政府関係者の話として、トルコが今後数週間以内に、装甲車、無人機、砲、ミサイル、防空システムなどの軍事装備をシリアに供与する計画であると伝えた。
これらの関係者によると、供与される装備は、イスラエルとの緊張を避けるためシリア北部に配備される予定だという。
今回の動きは、トルコとダマスカスが1998年にクルディスタン労働者党(PKK)の処遇をめぐって交わしたアダナ合意を適用範囲を拡大する試みの一環とされる。
同合意において、トルコはシリア領内でPKKを最大5kmまで追跡・攻撃できる権利を認められているが、両国は現在、この範囲を30kmに拡大することを協議しているという。
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シリア・クルド国民評議会のムハ…