スワイダー県出身の52人の被拘束者がダマスカス郊外県アドラー中央刑務所での不当拘禁に抗議して無期限のハンガー・ストライキに突入(2025年11月6日)

ダマスカス郊外県では、スワイダー24によると、スワイダー県出身の52人の被拘束者が、アドラー中央刑務所での不当拘禁に抗議して無期限のハンガー・ストライキに突入、刑務所当局に対し、即時釈放と違法拘禁の終結を求める声明を出した。

彼らは7月に拘束され、およそ4ヵ月前から勾留されているが、いまだ正式な容疑が提示されていない。

消息筋によると、被拘束者は、2009年生まれの少年カリーム・ハサン・アーミルさん、拘禁中に18歳を迎えた高校生3人、複数の大学生、そしてさまざまな年齢層の成人男性からなり、いずれも刑務所の第8棟に収容されている。

シリア人権監視団は、アドラー刑務所などの収容施設で、衛生・医療環境が極度に悪化しており、囚人の間で疥癬(かいせん)が広範囲に蔓延していると発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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