外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が英国の首都ロンドンを訪問し、英国在住のシリア人コミュニティの代表と会談した。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、ロンドンにあるシリア大使館を訪れ、シリア国旗を掲揚、14年ぶりとなる正式業務の再開を宣言した。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、英国のハミッシュ・フォルクナー中東担当国務大臣と会談、二国間関係を強化する方法や地域・国際情勢について意見を交わした。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、英国のイヴェット・クーパー外務大臣と会談、二国間関係の発展の展望、さまざまな分野における協力強化の方法、地域・国際的な情勢について意見交換を行った。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は英国王立国際問題研究所(チャタムハウス)で開催された「新しいシリアの外交政策のヴィジョンと役割」と題された討論会に参加した。
SANAによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣の討論会での発言の骨子は以下の通り。
米国との関係は非常に良好に進んでおり、地域全体に影響を及ぼすだろう。
ロンドンで再開した我々の大使館はシリア人の利益に奉仕するものであり、もはや情報機関の拠点には戻らない。
英国とは非常に重要な案件があり、関係を強化する歴史的な機会を活かそうとしている。シリアはもはや周縁的な国家ではなく、世界すべての国にとって重要だ。
現在シリアとシリア人にとって開かれているこの好機を逃してはならない。世界に「新しいシリア」を紹介するために、24時間体制で取り組んでいる。
この11ヵ月の間に、世界のシリアを見る目を変え、以前存在していた懸念を取り除いた。
シリアは疲弊し、移行期を経験しており、自らを表現するには時間が必要である。我々は、シリアが国民に信じられる国家になり、国民から遠い存在ではなくなることを望んでいる。
健全な政治環境を整備し、すべての人の参加を確立するために取り組んでいる。シリアは選挙に依拠する共和制国家であり、すべてのシリア人が参加する大統領選挙・議会選挙が行われることになる。
シリアの経験の成功は、共存・信頼構築・旧体制が植えつけていた宗派主義の排除にかかっていると考えている。
政府・省庁・社会における多様性の強化に取り組んでおり、制度の文化を保持してきた。憲法と法律の修復には、熟考された方法で取り組んでいる。
スワイダーと沿岸部での出来事にはそれぞれ異なる文脈があり、政府にとって大きな課題となった。沿岸部の出来事は旧体制の残党によって引き起こされたものであり、我々は犯された越権行為を容認しない。
スワイダーの出来事は、社会的な(不満の)蓄積が衝突へと転化したもので、それをイスラエルの介入が爆発させた。政府は県内の治安維持を試みた。
スワイダー危機の封じ込めに慎重に取り組んでいるが、県内には和解を望まない勢力が存在する。
あらゆるレベルでスワイダーを支援しようと試み、これまでに70の支援物資車列を派遣した。
イスラエルは現在シリアで否定的な役割を果たしており、起きた変化を快く思っていない。シリア領土での侵犯を続けているが、我々は挑発に引きずられず、外交的に応じようとした。
代理戦争の当事者になりたくはなく、静穏を望み、イスラエルとの対立激化の回避と、攻撃を受けているというイスラエルの主張の払拭を目指している。我々はシリア再建に取り組んでおり、イスラエルとのいかなる潜在的合意もその枠組みで捉えている。
多くの国際的当事者が、イスラエルの侵犯に対する我々の外交的立場を支持している。
旧体制は我々にすべての当事者との問題を残したが、我々は世界にシリアを再定義することに成功した。
シリアが世界から援助や支援を乞う場所であることを我々は望まない。むしろ変化のインスピレーションの源となることを望む。
シリアを特徴づける多様性の重要性を信じており、いかなる形の分割も受け入れない。統一シリアの中で全ての当事者・構成要素を統合することを目指す。
年末までにすべての制裁が解除されると我々は考えており、これによりすべての部門で幅広く多様な投資の機会が開かれる。
いかなる陣営にも属したくなく、すべての側と良好な関係とパートナーシップを構築するために取り組んでいる。
ロシアとは現実的な関係を構築しており、ロシアが以前のようにシリアを支配することは望まず、またロシアを敵に回すことも望まない。
移行期司法はシリア政府が支援する道筋であり、旧体制時代に苦しんだすべての被害者が満足を感じられるよう取り組んでいる。
ガザにおける停戦が継続し、復興・人道支援の導入・避難民の地区への帰還につながることを望む。
ムラースィルーンなどが14日に伝えたところによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、会談のなかで、以下の通り発言した。
我々は、政府・各省庁・社会における多元性の強化に取り組んでいる。
我々は利用可能な能力に応じて活動しており、4年から5年以内の大統領選挙を望んでいる。
将来的には政党を持つことになるだろう。
シリアには、(前政権時とは)別の宗派的支配は存在しないだろう。我々はシリアを地域と世界の手本となる国へと変えていきたいと考えている。
シリアには宗派問題はない。だが、前体制はそれ(宗派対立)を植え付けようと努めていた。
我々は、シリアの経験の成功は共生、信頼構築、宗派主義の拒絶にかかっていると考えている。
(C)青山弘之 All rights reserved.
シリア・クルド国民評議会のムハ…