シャルア移行期政権の内務治安部隊がラタキア県で「ダーイシュのイデオロギーを持つ危険なセルの一つ」を摘発、その正体はトルクメン人(ウイグル人)の武装グループ(2025年11月24日)

アレッポ県では、SANAによると、トルコの実効支配下にあるアフリーン郡(「オリーブの枝」地域)で、県内務治安部隊が総合諜報機関と協力し、ダーイシュ(イスラーム国)のテロ細胞・拠点を標的とした精密な治安作戦を開始した。

内務省(フェイスブック)が25日に発表したところによると、県内務治安司令官のムハンマド・アブドゥルガニー大佐は、内務治安部隊が総合諜報機関とともに、アフリーン郡でダーイシュ(イスラーム国)のテロ細胞に対する精密治安作戦を実施し、同細胞を解体し、複数の構成員を逮捕、大量の兵器と多種多様な弾薬を押収したと発表した。

 

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ラタキア県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安司令官のアブドルアズィーズ・ヒラール・アフマド准将は、バドルースィーヤ村で精密な治安作戦を実施し、ダーイシュのイデオロギーを持つ危険なセルの一つを摘発し、メンバーらを拘束し、武器・弾薬を押収したと発表した。

その際、2名が投降を拒否したために、これを制圧、戦闘時に総合諜報機関の隊員1人が重傷を負った。

シリア人権監視団によると、特殊作戦はバドルースィーヤ村にあるホテルに対して行われた。

ホテルは、数週間前からトルクメン人(ウイグル人)の武装グループによって占拠されており、所有者が当局に対応を求めていた。

トルクメン人(ウイグル人)らは、強制退去を求める内務治安部隊と衝突、銃撃戦となった。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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