シリア政府の動き(2014年8月20日)

JBCニュース(8月20日付)は、「自由シリア軍」が中国製携帯式防空システム飞弩-6(FN-6)を入手し、シリア軍のMiG35戦闘機、Su7戦闘機、さらには「すべてのヘリコプター」の撃墜に使用されていることに関して、シリア政府、さらにはロシア、イラン政府が中国への怒りを露わにしていると報じた。

しかし、同報道によると、中国国防部は、「自由シリア軍」への飞弩-6(FN-6)の直接供与を否定している、という。

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クッルナー・シュラカー(8月20日付)は、バアス党シリア地域指導部のヒラール・ヒラール副書記長ら党幹部らのハサカ市訪問(17日、http://syriaarabspring.info/wp/?p=12086)に先立って、西クルディスタン移行期民政局の使節団が首都ダマスカスを訪問し、アサド大統領本人と会談、民政局による自治を承認するよう求めていた、と報じた。

バアス党筋によると、ハサカ市を訪れたバアス党幹部も、同地で西クルディスタン移行期民政局の代表らと会談し、ハサカ市の治安状況などについて意見を交わし、その際、西クルディスタン移行期民政局が自治承認に固執すれば、シリア政府はハサカ市を放棄し、ダーイシュ(イスラーム国)に同市を明け渡すと脅迫したという。

AFP, August 20, 2014、AP, August 20, 2014、ARA News, August 20, 2014、Champress, August 20, 2014、al-Hayat, August 21, 2014、JBC News, August 20, 2014、Kull-na Shuraka’, August 20, 2014、al-Mada Press, August 20, 2014、Naharnet, August 20, 2014、NNA, August 20, 2014、Reuters, August 20, 2014、SANA, August 20, 2014、UPI, August 20, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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