善意と建設的な精神があれば、シリアとの合意に至る可能性はある。
だが、イスラエルは国家安全保障を確保するため、自らの基本原則を固持し続ける。
シリアに求めるのは、ダマスカスからヘルモン山まで広がる非武装地帯の設置であり、その中にはヘルモン山の麓と山頂も含まれる。
イスラエルは緩衝地帯およびヘルモン山でのプレゼンスを維持し、自国民の安全を確保する。
国境周辺、特に北部国境のイスラエルの町々を守ること、テロ組織の定着や敵対行為を国境付近で阻止すること、同盟関係にあるドゥルーズ派を保護すること、そして国境地帯からの地上攻撃からイスラエルを守ることは不可欠である。
シリアと良い精神と理解のもとで合意に到達する可能性はあるものの、いかなる場合も我々の原則は守り続ける。
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シリア・クルド国民評議会のムハ…