ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市ダマスラフー地区および市北部周辺で、アフマド・シャルア移行期政権の支持者が軽武装して、イスラーム過激派を象徴する旗を掲げるなどして、示威行動を行った。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、移行期政権の支持者がタッルカラフ市近郊のタッバト・ハンナー村にあるアラウィー派宗教施設に侵入し、タクビール(アッラーアクバルの唱和)を連呼した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団が9日に発表したところによると、フォーシーズン・ホテル前の通りでアフマド・シャルア移行期政権の支持者がイスラーム過激派を象徴する旗を掲げるなどして行進した。
また、シリア人権監視団が9日に発表したところによると、前政権と関係が深いことで知られていたハイダル・ダーウード氏の菓子店に対して、シャルア移行期政権の軍の兵士と見られる男性が、「ハイダル・ダーウードはハイバルのユダヤ教徒だ」などと暴言を吐いた。
シリア人権監視団は12月9日、ウマウィーイーン広場で予定されていた祝賀イベントが途中で中止となり、内務省当局によって即時撤収が決定されたことについて、過激派が乱入し、男性と女性が一緒に参加していることに異議を唱えたことが原因だと発表した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サイドナーナー市での祝賀イベント最中に、一部参加者がシリア民主軍を脅迫するスローガンを連呼した。
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タルトゥース県では、シリア人権監視団が9日、県内の学校の校庭で、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊が、生徒らを祝賀イベントに強制的に参加させている映像を公開した。
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『アフバール』によると、レバノ…