シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、議長を務めるガザール・ガザール師の呼びかけに呼応して、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県西部各所で「尊厳スト」が3日目に突入したと発表した。
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シリア人権監視団によると、このゼネストにより、ラタキア県ラタキア市のダマスラフー地区では、すべての商店が閉店、公務員は欠勤、学生・教員も登校を停止しているという。
一方、ヒムス県ヒムス市のフィダー・ハティーブ学校は、生徒に対して、ストライキ期間中も授業を実施するとしたうえで、欠席すると期中試験に必要な授業を受けることができなくなると警告、欠席者は保護者を連れて学校に来るよう通知した。
また、シリア人権監視団によると、ヒムス県タッルカラフ市一帯の複数の村で、商店主らがゼネストに参加しているとして武装グループの脅迫を受けた。
武装グループは、店を開けないと、焼き討ちするなどと脅迫しているという。
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ANHAによると、スワイダー県…