内務省は、フェイスブックを通じて解放記念日に際しての配置、祝賀行事への推定参加人数、治安対策の成果について発表した。
声明によると、シリア各県に展開された治安部隊の配置規模は38,170人で、配置は以下の通り:
ダマスカス県・ダマスカス県:14,000人
ヒムス県:6,500人
アレッポ市およびアレッポ県:5,000人
ハマー市:2,250人
砂漠(バーディヤ)地帯:1,780人
タルトゥース県:1,430人
クナイトラ県:1,365人
イドリブ県:1,300人
ダイル・ザウル県:1,250人
ラタキア県:1,245人
スワイダー県:810人
ラッカ県:640人
ダルアー県:600人
また、解放記念日の行事への推定参加者数は、530万2,500人以上で、内訳は以下の通り:
ダマスカス県およびダマスカス県:200万人以上
ヒムス県:100万人以上
アレッポ市およびアレッポ県:80万人以上
ハマー県:70万人以上
イドリブ県:50万人以上
ダイル・ザウル県:16万人以上
タルトゥース県:6万人以上
ラタキア県:5万人以上
砂漠(バーディヤ)地帯:1万2,000人以上
ダルアー県:1万人以上
クナイトラ県:8,000人以上
ラッカ県:2,000人
さらに内務省は、解放記念日にシリア各県で発生した主な治安上の逸脱事案として、以下を挙げた。
ダマスカス県およびダマスカス県:
・首都ダマスカス郊外での混乱、および非自爆型無人航空機の飛行
・ジャルマーナ市カラーマ広場での爆発物に関連する混乱
アレッポ市およびアレッポ県:
・マスカナ市でシリア民主軍による祝賀参加者への発砲
ヒムス県:
・武器を所持し発砲していた人物が乗車したメルセデス車両を停車・拘束
ハマー県:
・通報70件(大半が無差別発砲)
・武器90丁を押収し、法的手続きを実施
・すべての通報案件に対応完了
イドリブ県:
・窃盗事件3件を記録し、犯人を拘束
タルトゥース県:
・タルトゥース・ラタキア高速道路上で即席爆発装置2個を解体
ラタキア県:
・アッターラ村で地雷を発見・解体
ダルアー県:
・ナーフタ町で、正体不明の武装勢力が特殊部隊大隊に発砲
ラッカ県:
・個人的に祝賀を行ったことを理由に、シリア民主軍が3人を拘束
ハサカ県:
・シリア民主軍の政策に抗議行動7件を記録
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情報省は、フェイスブックを通じて、解放記念日の祝賀行事を取材するため、2025年12月第1週に24ヵ国74の取材チーム(119人)がシリアを訪れたと発表した。
国別内訳は以下の通り:
・英国:13
・パレスチナ:3
・スペイン:6
・ドイツ:2
・エジプト:1
・イラク:3
・チュニジア:1
・ケニア:1
・トルコ:25
・フランス:16
・イタリア:2
・レバノン:28
・ベルギー:1
・スロバキア:1
・オランダ:1
・ブラジル:2
・ヨルダン:2
・スイス:1
・カナダ:3
・オーストラリア:1
・米国:6
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SANAによると、以下の各地で解放記念日の祝賀行事が開催された。
ダマスカス郊外県ジャイルード市
ダマスカス県バルザ区
ダマスカス郊外県東グータ地方(アッバーダ町)
ラタキア県ムライジュ村
ダルアー県フラーク市
ラタキア県ラタキア市のクナイニス地区
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『アフバール』によると、レバノ…