国民防衛部隊は、13日にヒムス県タドムル市近郊で発生した有志連合部隊に対する襲撃事件について、フェイスブックを通じて以下の通り声明を発表した。
国民防衛部隊司令部は、タドムル郡において、ダマスカスの政権に属する治安部隊に統合されたテロ分子による発砲を受け、昨日死亡した米兵の家族に対し、深甚なる哀悼の意を表する。
本件により、兵士2人が死亡し、他に負傷者が出た。司令部は、遺族の悲しみを分かち合うとともに、負傷者に対する人道的連帯を表明し、早期回復を祈念する。
本攻撃は、テロが本質的に一つで、その過激な思想と異なるすべての者を無差別に標的とすることを改めて示している。人民、勢力の別を問わず、これら集団を動かすテロの教義は、地域全体の安全を脅かす同一のものである。
愛国的・倫理的責務に基づき、国民防衛部隊司令部は、東部砂漠地帯に巣食うテロ分子を根絶するいかなる努力にも、国際有志連合軍と共に参加する完全な即応性と準備があることを確認する。同地は、バシャン山砂漠の自然の延長を成し、これは、我々の村落・町へのテロ脅威の拡大を阻止し、治安と安定を強化することを目的とする。
テロとの戦いは、これまでも、そして今後も国民防衛部隊の基本目標の一つである。それと並行して、我々は、内外を問わずあらゆる治安上の危険から、(バシャン)山とその住民を守るという揺るがぬ義務を果たし続ける。我が部隊は、法に則り、山の確立した価値観と倫理に合致する形で任務を遂行し続ける。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、県南部のマラフ町で殺人事件が発生し、30代の女性と、約9歳の娘が死亡した。
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