シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会議長のガザール師がビデオ演説でゼネスト参加者を称賛、連邦制または政治的分権制を改めて主唱(2025年12月14日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、議長であるガザール・ガザール師のビデオ演説を発表した。

演説の冒頭、ガザール師は、8日から5日間続けられたゼネストについて、「あらゆる困難、挑戦、圧力にもかかわらず、揺るがぬ立場を堅持した人々の結束と遵守」を称賛した上で、以下の通り述べた。

我々は今日、単なる分かれ道に立っているのではない。真理と虚偽の境界線の上に立っているのである。
事実上の政権が我々の子どもたちに与えるものは、恩恵でも慈善でもない。権利は施しとして与えられるものではない。我々は誰かの従属者ではない。
(移行期政権)は最も基本的な義務の遂行に失敗した。
抑圧と専制からの救済の道は、連邦制または政治的分権制にある。
米国やUAEなど、世界の偉大な国家の多くが連邦制と分権に基づいて築かれている。
これらの経験は、連邦制が分断や戦争をもたらすものではなく、平和、安定、繁栄への道であることを示す生きた証拠である。
人民が力や抑圧、盲目的服従によって統治されることを拒否する。
人民は、法によって、完全な自己決定権と、真に政治的で民主的かつ合意に基づく分権的憲法によって統治されなければならない。
(アラウィー派)唯一の盾は団結である…。彼らが特定の個人や人物によって矮小化されることは決してない。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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