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英国は3月の沿岸部での民間人に対する暴力行為などに関与したとされる個人・組織らを新たに制裁対象に追加(2025年12月19日)


英国政府は、公式サイトを通じて、財務省傘下の金融制裁実施局(OFSI)が、3月の沿岸部での民間人に対する暴力行為などに関与したとされる個人・組織を新たな制裁対象に加え、資産凍結、渡航禁止、取締役資格剥奪措置を講じたと発表した。

制裁対象となったのは以下の個人および組織:
・ギヤース・スライマーン・ダッラ:前政権の准将、親政権系民兵の指導者
・ミクダード・ルワイウ・ファティーハ:前政権の軍司令官で、沿岸の盾旅団の創始者、共和国護衛隊士官
・ムハンマド・ジャースィム:新生シリア軍に統合されたスルターン・スライマーン・シャー師団司令官、現第62師団司令官
・サイフ・ブーラード:新生シリア軍に統合されたハムザ師団の司令官、現第76師団司令官
・ムダッラル・フーリ:前政権の活動資金調達を支援したシリア・ロシア系実業家
・イマード・ミターニーウス・フーリー:同上
・スルターン・ムラード師団:新生シリア軍に統合された部隊
・スルターン・スライマーン・シャー師団:新生シリア軍に統合された部隊
・ハムザ師団:新生シリア軍に統合された部隊

(C)青山弘之 All rights reserved.

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