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『ハヤート』(7月25日付)は、シリア人権監視団の話として、ハサカ県、ラッカ県の民主統一党人民防衛隊とシャームの民のヌスラ戦線とイラク・シャーム・イスラーム国の戦闘激化を受け、自由シリア軍のクルド戦線旅団は前者に、それ以外の部隊は後者について対立を深め、住民の間でも緊張が高まっていると報じた。
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『ハヤート』(7月25日付)によると、アレッポ県などで活動する8つのイスラーム主義組織が統合し、ハーン・アサル村から数キロ離れたアレッポ市南部入り口に位置するアサド軍事工科アカデミー攻略に向けて「誠実な約束作戦司令室」と証する作戦司令室を設置したと発表した。
統合したのはシャームの夜明けイスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線、カリフ制の夜明け大隊、イブン・タイミーヤ大隊、アルド・ラバート大隊、サハーバ大隊、ハック大隊連合、ラフマーン・ムハージリーン兵士大隊。
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クッルナー・シュラカー(5月25日付)によると、ハサカ県で「イスラーム戦闘諸派連合」を名のる軍事連合組織が結成され、民主統一党人民防衛隊が制圧したラアス・アイン市を「浄化する」との声明を発表した。
イスラーム戦闘諸派連合は、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線、自由シリア軍使徒末裔旅団、クルド・イスラーム戦線からなる。
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シリア国家建設潮流のリーム・トゥルクマーニー女史はAKI(7月24日付)に「シリア革命反体制勢力国民連立は国民の象徴を焼き討ちにした…。連立は政治組織ではない。変革すべき政体であるシリアで政治活動を行う能力がなく…、政治的プログラムもない」と批判した。
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シリア国民民主会合のミーダース・アーズィーズィー報道官は、民主統一党が推し進める西クルディスタン自治政府構想に関して、AKI(7月24日付)に、「クルド民族主義勢力内で協議されておらず…、時期尚早」と述べた。
北朝鮮の金正恩第1書記は、朝鮮戦争休戦60周年の記念行事出席のために訪朝したシリアの代表団と会談し、両国の協力強化を確認した。
朝鮮中央通信(5月24日付)が伝えた。
金第1書記が外国代表団と会うのは2012年11月以来で、中国以外の国とは初めて。
SANA(7月25日付)によると、会談で金第1書記は「帝国主義に立ち向かうためシリアとの完全なる団結」を確認したという。
シリアの代表団は、バアス党のアブドゥッラ・アフマル民族指導部副書記長を団長とし、会談にはハイサム・サイード在平壌常駐代表も同席した。
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ワーイル・ハルキー首相は、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表特使のムフタール・ラマーニーと会談した。
SANA(7月24日付)によると、会談でハルキー首相は「危機を終わらせるのに資するあらゆる国際社会のイニシアチブに対して、前提条件なしに門戸を開いている」としたうえで「シリア国民は危機解決政治プログラムを自らの手で実施」するとの意思を示した。
ハサカ県では、シリア人権監視団によると、対イラク国境のヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町で、民主統一党人民防衛隊がシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国などの武装集団と交戦した。
人民防衛隊はまた、ジュワーディーヤ(ジル・アーガー)市郊外のザーヒリーヤ(ヒラーブ・バーシャール)村でシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国と交戦の末、同村を制圧した。
またジュワーディーヤ市、カッルフーク村でも両者が交戦した。
一方、ジュワーディーヤ市に近いザヒーラ市では、反体制武装集団が、民主統一党のアサーイシュの検問所で、爆弾を仕掛けた車を爆破した。
これにより、反体制武装集団の戦闘員2人、民間人1人が死亡、警官多数が負傷した。
このほか、マアバダ市(カルキールキー市)近郊のスッカリーヤ村でも、民主統一党人民防衛隊が、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国などの武装集団と交戦し、双方の戦闘員6人が死亡、周辺の農地で火災が発生した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ミシュラーファ村郊外にある民主統一党人民防衛隊とアサーイシュの合同検問所をシャームの民のヌスラ戦線とイラク・シャーム・イスラーム国が襲撃し、クルド人戦闘員4人が死亡、6人が負傷した。
この戦闘で、シャームの民のヌスラ戦線とイラク・シャーム・イスラーム国の戦闘員13人も死亡、十人以上が負傷した。
一方、SANA(7月24日付)によると、ラッカ市とイスリヤー村(ハマー県)を結ぶ街道を封鎖しようとした反体制武装集団と軍が交戦、戦闘員全員を殲滅した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区に軍が砲撃を加え、女性5人を含む11人が死亡する一方、PFLP-GCの人民諸委員会が同地区で反体制武装集団の追撃を続けた。
またバルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。
一方、SANA(7月24日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ガウス大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(7月24日付)によると、ハラスター市、アルバイン市、アドラー市、バハーリーヤ農場、ダイル・サルマーン市、フジャイラ村、バービッラー市、フサイニーヤ町、ズィヤービーヤ町、ハジャル・アスワド市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ヨルダン人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハーッラ市、サイダー町などで、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を加えた。
一方、SANA(7月24日付)によると、ヒルバト・スナイン市、アブダリー市、アイン・ズィクル村で、軍が反体制武装集団の掃討を完了し、治安を回復、また熱誘導式ミサイルなどの武器・弾薬を押収した。
またサイダー町、ハーヌート市、ブスラー・シャーム市、ムザイリーブ町、タファス市、ダイル・アダス村、ナワー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ヌッブル市、ザフラー町の軍拠点を反体制武装集団が攻撃した。
またアレッポ市のアシュラフィーヤ地区、旧市街のハタブ広場で軍と反体制武装集団が交戦した。
一方、SANA(7月24日付)によると、カフルダーイル村、マンスーラ村、カフルハムラ村、ハーン・アサル村、アターリブ市、アウラム・クブラー町で、軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。
アレッポ市のラーシディーン地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区で、軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、タフタナーズ市、サルミーン市、サルジャ村を軍が砲撃した。
また、覆面をした武装集団がサラーキブ市内のメディア・オフィスを襲撃、ポーランド人記者を誘拐したほか、記者に暴行を加え、機材などを強奪した。
一方、SANA(7月24日付)によると、ハーン・シャイフーン市、シャイフ・スィンディヤーン地方、サルマーニーヤ地方で、軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ハマー県では、SANA(7月24日付)によると、ザウル・ヒーサ市、トゥライムサ市、フワイズ市、ラーシャー市で、軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市のムライジャ地区、バーブ・ドゥライブ地区で、軍と反体制武装集団が交戦したほか、ワーディー・ザハブ地区、ヌズハ地区、アクラマ地区、カラム地区に迫撃砲弾が着弾し、10名以上が負傷した。
一方、SANA(7月24日付)によると、スフナ市でシャームの民のヌスラ戦線メンバー6人が逮捕された。
またヒムス市バーブ・フード地区、クスール地区、カラービース地区、ジャウラト・シヤーフ地区、バイヤーダ地区、ラスタン市、ヒルバト・ヌアイマーン市、ジュッブ・ジャッラード市、ワーディー・バアユーン市、ミンタール・マイサ市、タルビーサ市、ガントゥー市、バイト・ハッジュー市、アイン・フサイン市で、軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
このほか、ヒムス市カラム・シャーミー地区、ラービア地区、バーブ・スィバーア地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、女性1人が死亡、複数が負傷した。
さらに、ヒムス市とマフラム市を結ぶ街道で、反体制武装集団が爆弾を仕掛けた車を爆破し、市民1人が死亡、複数が負傷した。
ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はテレビ演説を行い、EU外相理事会でのヒズブッラー軍事部門のテロ組織指定に関して「これらの国々は、レバノンとそのレジスタンスへのあらゆる攻撃に対して全面的に責任を負うことになった」と批判した。
また「これらの国々は知るべきだ…。今やテロと戦っており、テロリストを標的としている、とイスラエルが今や言えるようになったことで、レバノンへのイスラエルの攻撃を法的に覆い隠してしまうということを」と付言した。
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『ハヤート』(7月24日付)は、シリアの警察当局が、17日に殺害されたアラブ在外居住者世界機構のムハンマド・ディラール・ジャンムー政治交際関係局長の妻スィハーム・ユーヌスを殺人容疑で逮捕し、レバノン側に引き渡した、と報じた。
フランスのフランソワ・オランド大統領はパリのエリゼ宮殿でシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長と会談した。
会談後の共同記者会見で、オランド大統領は「我々にとって」、シリア革命反体制勢力国民連立は「シリア国民の唯一の正統な代表」だと強調、フランスが「まず、シリアのすべての民主的勢力を代表し得るよう連立を支援し、次に連立と自由シリア軍が担う政治的軍事的圧力を継続(的に支援し)」と述べた。
また連立がジュネーブ2会議に参加する勢力を結集し得るよう支援を続ける意思を示した。
これに対して、ジャルバー議長は、「欧州および国連安保理で、人道支援、人道回廊、全面的な政治支援に関して全力」を尽くすとの言葉をオランド大統領から受けたと述べた。
一方、ミシェル・キールーは「連立には多様性がある。イスラーム主義潮流と民主的潮流という二つの基本的な潮流が協調し合っている」と述べる一方、「自由シリア軍の改編を行い、文字通りの正規軍、プロフェッショナルな軍にする」と述べた。
ジャルバー議長には、スハイル・アタースィー副議長、ファールーク・タイフール副議長、自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長、ブルハーン・ガルユーン、ミシェル・キールーが随行した。
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イラクのホシェル・ゼバリ外務大臣は、『インディペンデント』(7月24日付)に「アサド大統領は、近い将来、シリアの反乱分子の蜂起を克服できるだろう。なぜなら、ダマスカスなどの大都市を統合軍が掌握しているからだ」と述べた。
またゼバリ外務大臣は「湾岸諸国が反乱分子に武器を供与する一方、米国と欧州は反体制勢力を支援するため秘密裏に作戦を行っているが…、現地のパワー・バランスは変化しないだろう…。アサド政権に対する全面戦争も辞さない広範な西側の介入があって初めてそうした変化は生じるだろうが…、そのような政治的意思は存在しない」と付言した。
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PFPL-GC政治局のフサーム・アラファートはフェイスブック(7月24日付)で、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプで激化する戦闘に関して「ハマースはシリア政府がキャンプに毒ガス、白リン弾を使用したと疑っているが、この嫌疑は嘘でねつ造で…、キャンプでタクフィール主義勢力側についてシリアの軍や国家機関に反抗していることを隠蔽しようとしている」と綴った。
アラファートは「PFLP-GCの戦闘員は日曜日(21日)、ヤルムーク・キャンプをタクフィール主義者から解放するための戦いを開始し…、キャンプの3分の1を現在制圧した」と付言、すべてのパレスチナ勢力に解放のための戦いに参加するよう呼びかけた。
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化学兵器使用に関する国連調査団のアキ・セルストロム団長とアンゲラ・ケイン軍縮問題担当上級代表が、シリア政府高官と調査団の活動のしくみを協議するためにシリアに入った。
ハーリド・ミスリー駐シリア国連特使によると、両名のシリア訪問はシリア政府の招聘によるもので、2日間の滞在を予定している。
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赤十字国際委員会の駐シリア使節団長は声明を出し、シリア政府が医療物資などのヒムス市への搬入を許可しないと批判した。
ロイター通信(7月24日付)が報じた。
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CNN(7月24日付)などによると、米下院情報特別委員会は、シリアの反体制勢力への武器供与を承認した。
これに関して、マイク・ロジャース委員長は22日、委員らが慎重な検討を重ねた結果、一定の条件下で支援計画を認めることで合意に達したと明らかにしていた。
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ジョン・ケリー米国防長官は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣との会談で「我々はすべての当時者をジュネーブ2の交渉のテーブルにつける努力を続けている」と述べた。
AFP, July 24, 2013、AKI, July 24, 2013、CNN, July 24, 2013、al-Hayat, July 24, 2013, July 25, 2013, July 26, 2013、The Independent, July 24, 2013、Kull-na Shuraka’, July 24, 2013, July 25, 2013、Kurdonline,
July 24, 2013、Naharnet, July 24, 2013、Reuters, July 24, 2013、SANA, July
24, 2013、UPI, July 24, 2013などをもとに作成。
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ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…