イスラエルがクナイトラ市に侵入し、同市が被った破壊とシリア軍による同地奪還の象徴だったゴラン高原の廃墟を爆破・破壊(2026年1月6日)

クナイトラ県では、イナブ・バラディーシリア人権監視団などによると、イスラエル軍部隊がクナイトラ市に侵入し、同市にあるゴラン病院の廃墟を高性能爆薬で爆破・破壊した。
によると、
イスラエル軍は2026年1月6日(火)、クナイトラ市内にある「旧ゴラン病院(石造)」を破壊・爆破した。

ゴラン病院は、1967年から1974年にかけてクナイトラ市が被った破壊とシリア軍による同地奪還の象徴として保存されていた。

第三次中東戦争において、シリア軍司令拠点として転用された同病院は、1967年6月10日にイスラエルによって占領されたのち、第4次中東戦争でシリア軍によって奪還されていた。

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SANAシリア人権監視団によると、ハイラックス車2両とハマー車1両からなるイスラエル軍部隊は、県南部のビイル・アジャム村からブライカ村、クードナ村方面に侵入、またハマー車およびハイラックス車を含む計12両の軍用車両からなる別の部隊も、アブー・ギーサール丘検問所を経由して、サイダー・ハーヌート村、ラッザーニーヤ村、サイダー・ジャウラーン村に侵入、サイダー・ジャウラーン村西側の交差点に一時検問所を設置した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がハミーディーヤ村に向けて発砲、住民の接近を阻止した。

さらに、シリア人権監視団によると、軍用車両2台からなるイスラエル軍部隊が、無人航空機を伴い、ラフィード町西に侵入した。

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