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グラハム米上院議員:シャルア移行期政権がラッカ方面への前進を続けるなら、シーザー法制裁を再発動するよう強く働きかける(2026年1月19日)

リンゼー・グラハム米上院議員(共和党)は、Xで以下の通り綴った。

もしシリア政府軍が北部でラッカ方面への前進を続けるなら、私は「強化版(ステロイド級)」のシーザー法制裁を再発動するよう強く働きかける。どうやらシリアは、私や他の米国政府関係者の声に誰も耳を傾けていないようだ。これが続けば、骨身にしみる制裁が科されるだけでなく、米国と新しいシリア政府との関係は恒久的に損なわれるだろう。我々がはったりを言っていると思うなら、そのまま続けるがいい。私は新政府に対して公正であろうと努めてきたが、どうやらそれは無視されている。米上院との対立を望み、米国とシリアの関係に取り返しのつかない損害を与えたいのなら、続ければいい。関係を修復したいのであれば、立ち止まり、引き返すべきだ。賢明な選択をすることを望む。


グラハム議員はまた、(X)で以下の通り綴った。

考え得る限り最も強い言葉で言うが、最悪中の最悪のダーイシュ(イスラーム国)構成員を収容しているシリアの刑務所を、米国は防衛すべきだというのが私の確固たる信念である。刑務所には何千人もの狂信者が収容されており、彼らが脱走すれば、あらゆる地獄が解き放たれる。私はこの点を何年も前から訴えてきた。シリア政府に告ぐ。ダーイシュの集団脱獄は、米国、シリア、そして地域全体にとって大惨事である。この問題に関して、米国は曖昧さのない姿勢を取るべきだ。あらゆる手段を尽くして、これらの刑務所を防衛せよ。この件への注意に感謝する。


グラハム議員はさらに、Xで以下の通り綴った。

シリア政府指導者アフマド・シャルアが試みているように、軍事力の行使によってシリアを統一することはできない。シリア政府軍によるシリア民主軍メンバーへの今回の動きは、重大な危険をはらんでいる。私は、議会が可及的速やかに公聴会やブリーフィングを求めるだろうと考えるし、それは妥当だと思う。最後に、トランプ大統領が第1期にダーイシュを壊滅させた際、地上で実際に戦ったのはシリア民主軍部隊だった。彼らに対して、私たちはもっと良い対応をする責任があると私は信じている。

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