北・東シリア地域民主自治局のイルハーム・アフマド渉外委員会共同委員長は、ANHAを通じて以下の通り発表した。
愛する我が人民、親愛なる友人へ。今月6日以降、我々の人民はシリア軍と結びついた集団による激しい攻撃にさらされており、これらの攻撃はクルド人の殲滅を目的としたものである。彼らはその過程で、諸民族の共存を破壊しようとしている。
我々は戦争を防ぐため、対話による問題解決を試み、この目的のために合意に署名した。その第1条は、全面的な停戦を承認し、合意を発効させることであった。しかし、ダマスカス政府は停戦を順守しなかった。
このため、我々はすべての人民に対し、自らを信じ、堅固な姿勢と意志をもって立ち上がり、国民的立場を明確に示すよう呼びかける。
とりわけ、2014年に世界で最も危険な勢力に対して偉大な抵抗を刻み、それを打ち破ったコバネの人民に対し、あの抵抗を再びよみがえらせるよう呼びかける。
国際的な次元においても、外交、組織、大衆運動、そして抵抗の各分野で、我々の人民が明確かつ揺るぎない立場を持つことが不可欠である。
我々はまた、クルド人民が直面しているこの殲滅行為に対し、国際勢力および世界世論が明確な立場を取るよう呼びかける。
この人民は、あなた方を守るためにその子どもたちと命を犠牲にしてきた。今こそ、あなた方は道義的責任を果たし、我々の人民の側に立つ正しい立場を取らねばならない。
我々の人民に対して行われているこれらの攻撃に終止符を打ち、その継続を阻止することが必要である。
ANHAなによると、アフマド共同委員長ははZoomによる記者会見で、「ハサカ県にはダーイシュ(イスラーム国)傭兵を収容するの最大規模の施設が存在する」と述べ、世界の安全保障に対する危険性を警告、「クルド人民は数千の犠牲を払ってきたが、今や孤立させられている」として、国際社会に支援を呼び掛けた。
また、移行期政権について、「対シリア制裁解除のいかなる条件も履行していない」と非難、「クルド人民はダーイシュのメンバー含む移行期政権の部隊を信頼することはない」と述べた。
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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、ANHAの独占インタビューに応じ、ロジャヴァ(西クルディスタン)各地でクルド人民間人に対する残虐な攻撃をシリア民主軍が撃退していると述べ、これらの攻撃に立ち向かう市民と戦闘員の抵抗に敬意を表した。
また、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーや家族を収容するシャッダーディー刑務所とホール・キャンプに対する攻撃が大幅に激化していると指摘、ホール・キャンプに対しては昨夜以降、装甲車や戦車などによる複数回にわたる侵入があり、警備要員が撤退を余儀なくされたと述べた。
さらに、移行期政権に所属する諸派は、シリア民主軍側の停戦に向けた努力にもかかわらず、ハサカ市およびその農村部、アイン・アラブ(コバネ)市への攻撃を続けていると非難、「シリア民主軍の部隊はクルド人が多く住む地域に撤退した。これらの地域と住民の保護は「レッドライン」である」と強調した。
ラッカ市のアクターン刑務所については、シリア民主軍が警備を維持しているものの、移行期政権側の砲撃や侵入の試みが続いており、囚人脱走の恐れがあると警告した。
アブディー総司令官は、有志連合に対して、ダーイシュ・メンバーを収容している施設の保護に関する責任を果たすよう求め、移行期政権に対しては攻撃を停止し、対話の場に戻るよう強く訴えた。
また、世界各地のクルド人民および地域の友人に対し、シリア民主軍の抵抗を支持し、民間人の保護と防衛の継続を確保するために結集するよう呼びかけた。
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