イラク・クルディスタン地域のバールザーニー前大統領:「クルド人が攻撃を受けるのであれば、必要なあらゆる措置を取る」(2026年1月23日)

ルタウによると、イラク・クルディスタン地域のマスウード・バールザーニー前大統領は記者会見で、アフマド・シャルア移行期政権とシリア民主軍の最近の衝突について以下の通り述べた。

今回の問題の一部は、(かつてシリア民主軍に属していた)シリアのアラブ部族に関係するものだ。
私は以前、マズルーム・アブディー総司令官に対し、アラブ人が多数を占める地域の状況を是正する必要があると警告していた。そうした地域は、将来的に問題を引き起こしかねなかったからだ。
(アイン・アラブ(コバネ)市が孤立している状態に対して)私はできる限りのことをする。あらゆる努力を尽くしてきた。もし以前のような機会があれば、2014年に起きたように、コバネを守るために部隊を派遣していただろう…。コバネは侵害されてはならないクルドの都市である。
クルド人が攻撃を受けるのであれば、必要なあらゆる措置を取る。

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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、Xを通じて以下の通り発表した。

私は(22日)、イラク・クルディスタン地域のネチルヴァン・バールザーニー大統領と会談した。これは、我々とシリア政府との間の見解の隔たりを縮めることを目的とした政治的努力の一環である。この段階において、マスウード・バールザーニー(前)大統領およびバールザーニー大統領の尽力に対し、我々は深い感謝の意を表する。両者は、米国の仲介者との調整のもと、停戦の実現、対話への復帰、締結済み合意の履行を目的とする政治的取り組みへの支援を継続しており、これは我々とシリア政府との間の統合プロセスを成功させることを保証するものである。指導部として、また人民としてのクルディスタン地域の立場は、我々の民の間で大きな評価と尊敬を受けている。

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ANHAによると、
イラク・クルディスタン地域議会の新世代運動ブロック所属の議員らからなる代表団がハサカ県カーミシュリー市を訪れ、民主統一党(PYD)、クルド代表団、北・東シリア地域民主自治局ジャズィーラ地区執行評議会、アフマド・シャルア移行期政権との戦闘での負傷者、住民と会談した。

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