諸外国の動き:化学兵器廃棄プロセス、核開発疑惑をめぐる動き(2014年9月19日)

化学兵器禁止機関は、2014年7月にシリア政府からリシン生産施設を保有していたとの申告を受けたことを明らかにした。

生産施設は2カ所で、シリア側からの申告によると、シリアの化学兵器禁止機関加盟前に製造された物質はすべて廃棄されたという。

AP(9月19日付)が伝えた。

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ロイター通信(9月19日付)は、複数の消息筋の話として、2007年のキバル(ダイル・ザウル県)核疑惑施設に関連するシリア国内でのIAEAの査察活動に関して、ロシアがその終了を提案したが、理事会35カ国中17カ国が反対票を投じ、否決された、と報じた。

中国はロシアの提案に賛成票を投じた。

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フィリピン軍は、ゴラン高原における治安情勢悪化を受け、「我々の兵士を保護するという義務のため」、UNDOFフィリピン部隊(344人)を撤退させると発表した。

AFP(9月19日付)が伝えた。

AFP, September 19, 2014、AP, September 19, 2014、ARA News, September 19, 2014、Champress, September 19, 2014、CNN Turk, September 19, 2014、al-Hayat, September 20, 2014、Kull-na Shuraka’, September 19, 2014、al-Mada Press, September 19, 2014、Naharnet, September 19, 2014、NNA, September 19, 2014、Reuters, September 19, 2014、SANA, September 19, 2014、September 20, 2014、UPI, September 19, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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