クッルナー・シュラカー(10月11日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方で、シャームの民のヌスラ戦線を離反したアミールの一人が「アンサール機構」を名乗る新たなジハード主義武装集団を結成したと報じた。
「アンサール機構」は、10月8日にサクバー市で市民を処刑した際に、正式に発足を発表した。
「アンサール機構」は約150人の戦闘員からなり、そのほとんどがダーイシュ(イスラーム国)への敵対的姿勢をとるヌスラ戦線に反対し、離反した元ヌスラ戦線メンバーだという。
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『ハヤート』(10月12日付)によると、ハマー県北部、イドリブ県南部などで活動するシャームの民のヌスラ戦線と自由シリア軍を名乗る武装集団の幹部が停戦合意を締結し、アサド政権と戦うために協力することで合意した。
停戦合意に締結したのは、ヌスラ戦線のアブー・アブドゥッラー・トゥウーム氏、シャイフ・アブー・ナスル氏、シャイフ・アブー・ワーリド氏と、自由シリア軍を名乗る武装集団のジャミール・ラアドゥーン中佐。
締結には、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム教ウラマー連盟などが証人として同席した。
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西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、アイン・アラブ市へのダーイシュ(イスラーム国)侵入に関して、AFP(10月11日付)に「我々はトルコの支援を火急に必要としている…。トルコが国境を早急に解放し、コバネ(アイン・アラブ市)を防衛する人々に武器がわたることが可能になるのがよい」と述べた。
しかしムスリム共同党首は、トルコ軍の直接の軍事介入は「占領」にあたると拒否した。
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ARA News(10月11日付)は、西クルディスタン移行期民政局が民主的自治区自衛義務遂行法(いわゆる兵役法)の適用を開始し、アサーイシュが各地で徴兵忌避者の逮捕を行っている、と報じた。
AFP, October 11, 2014、AP, October 11, 2014、ARA News, October 11, 2014、Champress, October 11, 2014、al-Hayat, October 12, 2014、Kull-na Shuraka’, October 11, 2014、al-Mada Press, October 11, 2014、Naharnet, October 11, 2014、NNA, October 11, 2014、Reuters, October 11, 2014、SANA, October 11, 2014、UPI, October 11, 2014などをもとに作成。
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