イラク・クルディスタン地域自治政府実効支配下のドホーク市で、マスウード・バールザーニー大統領の主催のもと14日から行われているシリア・クルド国民評議会、民主統一党、民主連合運動(TEV DEM)の代表者会合に、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首が合流し、アイン・アラブ市を含む「西クルディスタン地域」情勢への軍事支援などについて協議した。
『ハヤート』(10月16日付)によると、ムスリム共同党首は、シリア・クルド国民評議会の代表とともに、シリア・トルコ国境地帯の緩衝地帯設置に拒否の姿勢を示すとともに、「トルコは…シリア・クルディスタンとトルコ・クルディスタンの間に緩衝地帯を設置しようとしている…。ダーイシュ(イスラーム国)はクルド人に対抗するために作り出されたもので、トルコは当初から、クルド人地域に対抗させようと計画していた」と断じ、非難した。
また、米国など有志連合による空爆が「アイン・アラブ市でのクルド人の抵抗に…良い影響をもたらしている」と評価する一方、「トルコは西クルディスタンの隣人として義務を果たすべきだが…、今のところ義務を果たしていない。今後義務を果たすことが望まれる」と述べた。
西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に関して、ムスリム共同党首は「祖国防衛のためにいかなる者が武器を携帯することも禁じていない…。祖国防衛に誰の許可もいらない」と強調した。
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ラフマーン軍団は、ダマスカス県ジャウバル区でシリア軍が塩素ガスを装填した爆弾を投下した、と主張した。
クッルナー・シュラカー(10月16日付)が伝えた。
AFP, October 16, 2014、AP, October 16, 2014、ARA News, October 16, 2014、Champress, October 16, 2014、al-Hayat, October 17, 2014、Kull-na Shuraka’, October 16, 2014、al-Mada Press, October 16, 2014、Naharnet, October 16, 2014、NNA, October 16, 2014、Reuters, October 16, 2014、SANA, October 16, 2014、UPI, October 16, 2014などをもとに作成。
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