シリア政府の動き:シリア軍、アイン・アラブへの支援を継続(2014年10月21日)

ウムラーン・ズウビー情報大臣は、シリア・アラブ・テレビ(10月21日付)のインタビューで、ダーイシュ(イスラーム国)の侵攻を受けるアイン・アラブ市(アレッポ県)に対して、軍事兵站支援を行っていると明言した。

ズウビー情報大臣は「国家は武装部隊をもって、直接、ないしは航空機によって、アイン・アラブ市に、軍事支援、兵站、弾薬、武器の支援を行ってきた。今後も最大限のエネルギーを注いでこれを継続する。なぜならこれは国家の存亡がかかった問題だからだ」と述べた。

またズウビー情報大臣は、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県のジャッラーフ航空基地で「旧式の…戦闘機3機」を捕獲していたことを認めたうえで、「テロリストたちは(飛行を)試みたが…、シリア軍戦闘機が直ちに出撃し…、着陸しようとしていた2機を滑走路で破壊した…。残る1機はダーイシュが隠している…が、使用できないと考えている」と付言した。

SANA, October 21, 2014

SANA, October 21, 2014などをもとに作成。

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