西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区執行評議会のハイフィー・ムスタファー議長は、訪問先のトルコ(アンカラ)でロイター通信(11月8日付)に対して、イドリブ県で「穏健な反体制派」を放逐したシャームの民のヌスラ戦線に関して、「ヌスラ戦線はアフリーンを包囲している。我々は自衛のための容易がある…。我々はコバネ(アイン・アラブ市)での国際社会の努力に感謝しているが、遅きに失していた。我々はコバネと同じような状況が繰り返されないことを望んでいる」と述べた。
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『ハヤート』(11月8日付)によると、イドリブ県ザーウィヤ山一帯で活動する「自由シリア軍」を名乗る複数の武装集団が共同声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線の同地制圧を「腐敗の粛清」と評価、多くの戦闘員、武装集団がヌスラ戦線に加わったと発表し、同地から撤退したとの一部情報を否定した。
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イスラーム戦線に所属するシャームの鷹旅団のアフマド・イーサー・シャイフ司令官はユーチューブ(11月8日付)で公開されたインタビューのなかで、反体制武装集団内の戦闘について、アサド政権と「ハワーリジュ派」(イランのこと)に資すると述べ、内部抗争を拒否すると述べ、シャームの民のヌスラ戦線とシリア革命家戦線の対立解消をめざす意思を示した。
また、米国など有志連合によるヌスラ戦線、ホラサン、シャーム自由人イスラーム運動、ダーイシュ(イスラーム国)拠点などへの空爆に関して「いずれシリア国民に対するものとなるだろう」と批判した。
AFP, November 8, 2014、AP, November 8, 2014、ARA News, November 8, 2014、Champress, November 8, 2014、al-Hayat, November 9, 2014、Kull-na Shuraka’, November 8, 2014、al-Mada Press, November 8, 2014、Naharnet, November 8, 2014、NNA, November 8, 2014、Reuters, November 8, 2014、SANA, November 8, 2014、UPI, November 8, 2014などをもとに作成。
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