イスラーム国をめぐる動き:シリア軍がバーブ市を爆撃(2014年11月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団などによると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するバーブ市をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆し、戦闘員5人を含む20人が死亡した。

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同じくアレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアイン・アラブ市内でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュが占拠していたビル6棟を制圧した。

また人民防衛隊とイラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員が同市周辺のダーイシュ拠点を砲撃する一方、ダーイシュも迫撃砲で同市各所を攻撃した。

一方、米国など有志連合は、アイン・アラブ市近郊を空爆し、ダーイシュ拠点複数カ所、部隊を破壊・殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(11月18日付)によると、シャーイル・ガス採掘所周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 18, 2014、AP, November 18, 2014、ARA News, November 18, 2014、Champress, November 18, 2014、al-Hayat, November 19, 2014、Kull-na Shuraka’, November 18, 2014、al-Mada Press, November 18, 2014、Naharnet, November 18, 2014、NNA, November 18, 2014、Reuters, November 18, 2014、SANA, November 18, 2014、UPI, November 18, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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