ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣はシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。
シリア訪問に先立ち、ボクダノフ外務副大臣は、レバノンのベイルートで民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表、シリア国家建設潮流のムナー・ガーニム副代表と、トルコのイスタンブールでシリア革命反体制勢力国民連立や武装集団の幹部らと会談していた。
SANA(12月10日付)によると、ボクダノフ外務副大臣は、アサド大統領にヴラジミール・プーチン大統領からのメッセージを口頭で伝え、テロとの戦いを続けるシリア国民へのロシアの支持の姿勢を改めて表明した。
会談に関して、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、「ロシアの友人はさまざまなアイデアを携えており、それについて我々は彼らと協議し、(反体制派との交渉)プロセスによって、シリアの領土保全、内政不干渉という原則に基づき、政治的解決にいたるような成功が保証されることになろう」と述べ、紛争解決に向けたいわゆる「モスクワ1会議」(和解交渉)に前向きな姿勢を示した。
会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者省、ブサイナ・シャアバーンブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、ミクダード外務在外居住者副大臣、駐ダマスカス・ロシア大使が同席した。
AFP, December 10, 2014、AP, December 10, 2014、ARA News, December 10, 2014、Champress, December 10, 2014、al-Hayat, December 11, 2014、Kull-na Shuraka’, December 10, 2014、al-Mada Press, December 10, 2014、Naharnet, December 10, 2014、NNA, December 10, 2014、Reuters, December 10, 2014、SANA, December 10, 2014、UPI, December 10, 2014などをもとに作成。
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