ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が未明、ダイル・ザウル航空基地周辺でのシリア軍との戦闘で、戦車を自爆させた。
自爆攻撃を行ったのはダーイシュのリビア人戦闘員で、この自爆攻撃とともにダーイシュは激しい砲撃を行い、シリア軍兵士多数を死傷させたという。
これに対して、シリア軍は同飛行場周辺、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区のダーイシュ拠点を空爆・砲撃した。
一方、SANA(12月12日付)によると、ダイル・ザウル航空基地周辺、マリーイーヤ村、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団が、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市での戦闘で死亡したメンバーの遺体を回収するため、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊との交渉を行っていると発表した。
その一方で、ダーイシュは、アイン・アラブ市に対して8回にわたって砲撃を加える一方、自由広場一帯などで人民補と部隊と交戦した。
このほか、ARA News(12月13日付)によると、マンビジュ市郊外のウンム・マイヤール村にあるダーイシュ(イスラーム国)拠点に何者かが仕掛けた爆弾が爆発し、ダーイシュ司令官の1人が死亡した。
またマンビジュ市では、ダーイシュが姦通罪により男女2人を石打の刑に処した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市各所に対する空爆により4人が死亡した。
同監視団はこの空爆が、シリア軍によるものか、米国など有志連合によるものか言及していない。
またクッルナー・シュラカー(12月12日付)によると、ダーイシュはバーブ市での金曜礼拝後に男性1人を公開処刑(斬首)した。
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ヒムス県では、SANA(12月12日付)によると、シャーイル・ガス採掘所周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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米中央軍によると、米国など有志連合は過去3日間で、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して27回にわたって空爆を行った。
AFP, December 12, 2014、AP, December 12, 2014、ARA News, December 12, 2014、December 13, 2014、Champress, December 12, 2014、al-Hayat, December 13, 2014、Kull-na Shuraka’, December 12, 2014、al-Mada Press, December 12, 2014、Naharnet, December 12, 2014、NNA, December 12, 2014、Reuters, December 12, 2014、SANA, December 12, 2014、UPI, December 12, 2014などをもとに作成。
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